2021年1月17日日曜日

Artificial Life(ALife)とはなにか?

 最近、ちょくちょくと人工生命(Artificial Life: ALife)というワードを聞くようになった。単語から読み取れるところなんとなくイメージできるけど、具体的にどういう研究なのか?どういう応用が期待できるか?人工知能(AI)と何が違うのか?などのイメージが沸かない。

ここここの記事がその疑問を少し解決してくれたので改めて整理したい。

■ キャッチフレーズは "Life as it could be."

人工生命のキャッチフレーズは"Life as it could be"、すなわち「あり得たかもしれない生命」などと言われるらしい。なるほど実際に地球上に存在する(していた)生物について研究する生物学とは異なり、よりメタ的な生命を研究する。つまり「生命」と呼べるものがもつ一般的な性質(生命であるための必要条件)を探ろうという学問と考えられる。そしてその必要条件が何かを探るために、構成論的にボトムアップで生命を作っていこうする。これは意識とは何かを探る、谷口忠大先生の記号創発ロボティクスとアプローチが似ている。


■人工知能との違い

人工知能は人間の知性すなわち、大脳新皮質の部分の役割にフォーカスしているのに対して、人工生命は身体知や生命維持など脳幹が司る知能にフォーカスを与えている。
さらに私が最もガッテンしたのが、適用方法の違い。人工知能は学習、人工生命は「進化」という違いがある。学習はある程度収束するものであるが、進化は終わりなき進化を続けていく(Open-ended evolution)。そして学習が個の範囲で閉じるのに対して進化は集団として個が相互作用しながら長期的、永続的に進んでいくものである違いがある。

少しづつ勉強を進めていこう。

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